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→クリムゾン・ヴァイパー キャラ対策TOP 反確表2強K 遠強K 昇龍 弱竜巻 阿修羅閃空 残空波動(弱) 残空波動(強) 百鬼スラ派生 反確表 発生の早さ(反撃に使う主なものだけ) 投げ>2弱P>弱K=中P>強スパコン>2中K=強サンダー=ウルコン>2強P=中スパコン>EXバーニングキック>弱スパコン>中サンダー>弱サンダー>EXセイスモ>セイスモ(弱=中=強)>EXサンダー>SALv2~ 2強K 距離が近ければ2中K 遠強K 2段目をスカしたら2中Por2強Pが確定。空キャンウルコンだけは注意 昇龍 歩いて2強P 弱竜巻 2強P(高難度)、2中P 阿修羅閃空 ほぼ密着から出されたら、移動側にHJして強Kが硬直に刺さります 残空波動(弱) HJで飛び越して相手の硬直にJ強KがHIT 残空波動(強) EXサンダーでもぐりつつHIT 百鬼スラ派生 ガード後2強Pや生ウルコンが確定
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デスクリムゾン2 -メラニートの祭壇- 機種:DC 作曲者:尾形雅史 発売元:エコールソフトウェア 発売年:1999 概要 あの『デスクリムゾン』の続編。公式のジャンル名は「暗黒ギャルゲーシューティング」。 前作よりはだいぶゲーム性がまともになったが、混沌とした雰囲気はしっかりと受け継がれている。前作主人公コンバット越前も登場する。 ガンシューティング部分を再構成した『デスクリムゾンOX』がアーケードでリリースされた。 音楽はかつて『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』を手掛けたエイムスの尾形雅史氏が担当。 主題歌を歌うMOMO(道下桃)氏はヒロイン役のユリ・ローゼンバーグの声も当ててている。 収録曲(サントラ収録順) 曲名 補足 順位 Maybe Someday エンディングテーマ歌:MOMO ゲームソング166位第2回ゲームソング227位 Power of Time Accrade 決意 Grid of Century Scope antante 遥かなる思い Drop of Mind Impression 狂想曲 Wind of the street True Story Path Maybe someday(KARAOKE Ver.) サウンドトラック デスクリムゾン2 -Yuri Rosenberg-
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クリムゾン・サンダー UC 火/自然 5 呪文 ■このカードをマナゾーンに置くとき、タップして置く。 ■次のうち、どちらか一つを選ぶ。バトルゾーンに自然か光のカードが3枚以上あれば、両方選んでも良い。 ・相手のマナゾーンにあるカードを一枚選び、相手はそれを墓地に置く。 ・相手のパワー4000以下のクリーチャーを一体、破壊する。この様にして破壊したクリーチャーよりコストの低い、進化では無いクリーチャーを一体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出しても良い。 作者:リュート 評価 名前 コメント
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エリア別AFドロップ一覧 エリア 戦 モ 白 黒 赤 シ ナ 暗 獣 吟 狩 侍 忍 竜 召 サンドリア 足 脚 頭 - 足 - 手 - 脚 頭 脚 - 脚 足 足 バストゥーク - 足 - 脚 手 胴 頭 足 胴 手 - 手 - 脚 手 ウィンダス 頭 - 足 手 - 頭 足 手 頭 - 手 脚 頭 - 脚 ジュノ 手 手 脚 足 脚 足 - 脚 - 足 頭 足 足 手 - ボスディン 脚 胴 胴 胴 胴 脚 脚 胴 足 胴 足 胴 胴 胴 胴 ザルカバード 胴 頭 手 頭 頭 手 胴 頭 手 脚 胴 頭 手 頭 頭 バルクルム 足 足 足 足 足 頭 足 足 頭 足 手 足 脚 脚 脚 ブブリム 手 脚 頭 手 手 胴 手 手 胴 頭 脚 脚 足 足 手 クヒィム 頭 手 脚 脚 脚 足 頭 脚 脚 手 頭 手 頭 手 足 タブナジア 氷河+ザルカの部位(計2部位)
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メニューの装備変更から変更できる。 基本的に特定のオトモンの攻撃力を上げる事ができます。 武器一覧 武器名 効果 アイアンソード ボーンブレイド 族長の大剣 ザンシュトウ 炎剣リオレウス 蛇剣【蒼蛇】 フルミナントソード スキュラブレイダー アギト ザッシュソード ディフェンダー ソウルオブキャット ハンターナイフ ボーンククリ ソルジャーダガー イフリートマロウ ハンターカリンガ ルドロスネイル ねこ?ぱんち シャードカッター ギガスクラブ ヒドゥンエッジ ウォーハンマー ヴェノムモンスター バサルブロウ しろねこスタンプ ファッティブッシュ フリントポウク ウォードラム フルフルホルン ボーンホルン ケチャルワッパ ドラグマ【壱式】 ドロスヴォイス ヒドゥントーン 角竜剣ターリアラート アイシクルファング ヴァイパーバイト ハイドラバイト フレイムサイフォス 王剣シツライ ブルヘッドハンマー ストライプストライク レッドビート ボルテックハンマー シャミセン【烏】 導きの大剣 灼炎のプロミナー 灼炎のブレイザー 紫電 ブレイズブレイド マギアチャーム ディオステイル チェーダアルザバル 銀翼の拍笛 銀翼の大剣 アグナディオン レッドシザー プリンセスレイピア 闇夜剣【昏冥】 グィロスト 王牙剣【折雷】 ラギアブレイド フルミナントブレイド ルドロンギア 角王剣アーティラート バサルバッシュ 怒髪鎚 鬼金棒 ドラグマ【弐式】 狐鈴コトノハナクテ 巨獣鎚 エムロードレイピア 斬竜剣アーレー 輝剣リオレウス テオ=スパーダ スタークールブレイド 新春の槌【祝】 ブラスゲニア 豪剣アグニ 轟大剣【王虎】 ザンシュトウ【軍鶏】 ボルボスマッシュ ザッシュナイダー クリムゾンクラブ
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クリムゾン・ドラゴン KGM 火文明 (6) クリーチャー:ティラノ・ドレイク/ブレイブ・スピリット/アーマード・ドラゴン/オリジナル 4666 ■G・ストライク ■スピードアタッカー ■ブロッカー ■パワーアタッカー+2000 ■スレイヤー ■文明・ブレイカー 作者:餅キング 超獣篇の人間サイドの主人公である伝宝 無夢の相棒という設定。コスト論以上のスペックでかつあまり壊れにならないスペックを目指した結果こうなった。名前の由来は無く、完全にオリジナル。言わなくてもわかるという人もいるかもしれないが、自分の知る多くの作品の中に(表記は違うけど)同じ名前のキャラクターが存在しているためあえて書きました。 関連 評価 名前 コメント
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クリムゾン・クライシス UC 火文明 (3) 呪文 ■S・トリガー ■相手のマナゾーンから、「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地に置く。 作者:wha + 関連カード/1 《マナ・クライシス》 カードリスト:wha 評価 名前 コメント
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今日 - 合計 - ドロップロックほらホラの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時00分49秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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7 ロクーの記憶 思ひ出の糸車で放心状態のクリムゾンヘッド。 それに向かって、フリージングドールのパワーで適当に剣を投げつけるギズモ 下手な鉄砲も数を撃てば当たる。投げられた剣の一本が、クリムゾンヘッドの左腕に直撃した。 切り落とされる左腕。それにより、クリムゾンヘッドの攻撃力は大きく削がれる。 ギ「ビンゴv」 当たったことに無邪気に喜ぶギズモ ギ「次はもう片方の腕をもらうよv」 しかし、それは左腕に巻きついていた思ひ出の糸車の糸の切断も意味していた。 ミル「さて!それじゃいよいよ一発派手に…うわっ!?」 リリ「キャ――――!!」 頭を押さえたリリアーナは悲鳴をあげた。 その理由は聞くまでもなかった。レベッカもミルクもそれを“見た”のだから。 そう、糸が突然切断されたため、ロクーの過去が糸車を持っていた者へと一気に逆流してきたのだ。 ダメージは殆ど術者のリリアーナが受けたようだが、ミルクやレベッカも記憶の一部を垣間見ただろう。 そして、リリアーナの悲鳴は墓地にいるミシェル達にも聞こえたはずだ。 レヘ「あいつ…とんでもねぇ野郎だ!笑いながら、人間を殺しやがって…だが、あの笑い声は何なんだ!?」 糸を斬られた衝撃で苦しみながら、リリアーナは考えていた。 なぜこうもロクーという存在には、リリアーナの記憶と符合するものばかりが出てくるのだろう?と。 そう。名前は少し違うが、リリアーナの想い人には、エルザという名の分身のような存在がいたのだ。 外見までそっくりなロクーに、名前が一文字違いのエリザという妹。 偶然と呼ぶには、あまりにも出来すぎていた。 ロク「…ハッ!俺は…一体何が起こった!?」 悪いことは重なるものと昔から決まっているらしい。 さっきの衝撃でミルクのメギドは集中し直しの上、クリムゾンヘッドの奴が正気に戻りやがった。 過去の思い出から突然現在に戻ったので少々混乱していたクリムゾンヘッドだが、 口にくわえている葉巻を見て事態を把握した。 ロク「葉巻の長さが12センチになっているッッ!俺は2分間も過去を思い出すのに時間を使ったのか! しかし、俺に過去を思い出させて何になるというのだッッ!馬鹿者共がッ! 2分間の内に俺を殺さなかった事を後悔させてやるぞッッ! 見せてやろう、これが俺のヘブンスマイルだッッ!!」 クリムゾンヘッドがそう叫ぶと、図書館内に大きな笑い声が響いた。 そして、クリムゾンヘッドの影が立体化し、彼の傍に立つ。 それこそが、かつて自分を捕まえた用心棒三人を次々と血祭りにあげた存在、ヘブンスマイルである。 ヘブンスマイル。発現する時に笑い声が聞こえることからそう名づけられたこのシステムは、 非魔法使いが魔法使いに対抗するための数少ない手段の一つである。 それは、非魔法使いである対象の影に、魔力を持った特別な霊を宿らせることで生まれる。 霊が宿った影は立体化し、宿り主を守る守護霊の働きを果たすのだ。 ヘブンスマイルは宿り主によって異なる能力を発動させることができる。 しかし、どんな宿り主のヘブンスマイルだろうと共通する能力がある。 それは、ヘブンスマイルが別の影を攻撃すると、その影の本体がダメージを受ける事である。 リリ「ヴァンエレン、ヘブンスマイルって何なの?影が立体化して人を襲う魔法なんて聞いたこと無いよ!」 ヴ「ヘブンスマイル…。 地下図書館の本で読んだ事がある…」 ミル「ヴァンエレン知ってるの!?」 ヴ「魔法を使えない者でも魔法使いに対抗しうる術のひとつ。 これは魔法ではなく、立体化した自分の影を使ってそれぞれの能力を行使できるのだとか」 ミル「それで対処法はどうするの!?まあいいか吹っ飛ばせば同じだしな!」 ロク「貴様ッ!何か企んでいるなッッ!!」 ミルクがメギドでクリムゾンヘッドに狙いをつけると、あちらもその意図に気づいたらしい。 ヘブンスマイルは腕を振り上げ、ミルクの影に殴りかかった。 もしもミルクが自分の影をヘブンスマイルの攻撃から避けようとしなければ、 ミルクはかつてヘブンスマイルに胸を貫かれた男と同じ死に方をするだろう。 ヘブンスマイルを攻撃して止めようなどと考えてはいけない。 それは影であり、霊なのだから、物理的接触は意味が無い。 この対処法を知らなければ、ミルク達は魔法使いといえども次々に倒されてしまうだろう。 蹲っていたいたリリアーナが、はっと顔を上げた。 リリ「あぶない、ミルク!」 どんと突き飛ばされ、ミルクは尻餅をつく。 ミル「ちょっ…!」 結果ヘブンスマイルの腕は、ミルクの影ではなく倒れ込んだリリアーナに振り下ろされる。 ヘブンスマイルの腕が、リリアーナの胴体を貫いた! ター「なんという事を!」 ロク「ちっ、悪運の強い奴めッ!それとも、このヘブンスマイルを知っているのかッ!?」 ヘブンスマイルの腕がリリアーナの胴体から引き抜かれたが、リリアーナには何のダメージも無かった。 ヴ「ヘブンスマイルの特徴は対象の影を攻撃しないと傷ひとつつけることはできない。 だったかな?だからリリアーナは無傷で済んだっぽいね」 ミル「それを先に言えよ!リリアーナが死んだかと思って寿命がかなり縮んだだろ!」 そう、ヘブンスマイルは影であり、霊である。物理的接触は全く意味が無いのだ。 レヘ「肝を冷やしたぜ、リー。たまたま攻撃が当たらなかったから良かったものの… 気をつけろよ。この俺レベッカ・ウォンの集計結果では、負傷率ぶっちぎりNo.1はリーなんだからなぁ。」 リリ「ごめんごめん、何となく大丈夫な気がしたから。ホント、ラッキーだったわ」 ター「まったくです。自分の命を危険にさらしてまで、あなたはなぜ力を使わないのですか。 その力が危険だと感じるならば、あなたに何かがあった時に力が暴走する危険は考えないのですか」 リリ「それは無いわ。私が死ねばおしまい。そういう力なの」 状況を一瞥したミシェルは、魔法で火を出現させた。 影が攻撃対象、言わば的なのでその場から的を動かした。という訳だ。飽くまでもその場しのぎにしかならないが有効ではある。 クリムゾンヘッドは入り口にいるミシェルを見て言った。 ロク「貴様ッ!ヘブンスマイルを知っているなッ!?」 ミシ「悪足掻きせずにさっさと地獄に逝け」 そしてそうロクーにセリフを吐き捨てる。悪魔祓い上がりの職業病のようなものだ。人に害する異形は殲滅すべし。 今、彼にはロクーが駆除対象の蜂(或いは白アリか)程度にしか見えていない。 ロク「これからそうなるのは貴様らの方だッ!依然、変わり無くッッ!!」 リリ 「ロクー、エリザはどうなったの? 自分の病気のせいでお兄さんが変わってしまった事、彼女は喜んでくれたの?!」 ロク「何いッッ!!?」 リリアーナの言葉は、クリムゾンヘッドにとって意外すぎた。 しかし、少しするとクリムゾンヘッドは事情を悟った。 ロク「俺の過去の記憶を… リリアーナ!きさま!見ているなッ!」 クリムゾンヘッドは、過去にオウカに言われた事を真似して言った。 案外お茶目な性格なのかもしれない。ただ一つ残念なのは、 それはオウカが時間を止めている間に言ったことなので、誰にもネタがわからない事である。 ロク「そんな事を聞いて、俺が“妹はガンだったんだ”とか報告するとでも思っているのかッ!? 馬鹿な奴め!俺の妹よりも自分の命を心配するべきだッッ!!」 ミル「いやいやいや。報告してる報告してる」 リリ「ガン?!・・・・・・・え?え?」 リリアーナは驚いた。 今の時代、ガンという病気はそれほど恐ろしい病気ではないからだ。 ロクーはよほど生活に困っていたのだろうか?それとも――――。 リリアーナに指をさしたクリムゾンヘッドの右手に、何か黒い物がぶら下がっていた。 ロク「ところで、さっき貴様らが投げたこの黒猫だが、一体何なのだ?」 ミル「あ」 ルズなげて攻撃するどころか、捕まってますよ人質ですよ! フリ「ちぃ・・・役に立たない舎弟ですわ」 ミル「おいまて元凶。少しは迷うとかしろよ」 フリージアさんは外道だった。 ルス「にゃーん」 ミルクとフリージアの漫才のようなやり取りを聞いて、ルズは耳と尻尾がだらりと下がった。 ロク「か…勘違いするなよっ!俺は貴様らが素直に質問に答えると期待したわけじゃないぞッッ!」 リリ「つ、つんでれ?」 フリ「お~ほっほっほっほ!そんなの投擲武器として投げたに決まってるじゃありませんの!!」 悪びれもせずに無駄に偉そうなフリージアさん フリージアさんにとっては友人と身内意外は割とどうでもいいのである リリ「ああっ、ルズ!!人質・・・ネコ質を取るなんて何て卑怯なの!!」 ロク「ふざけるなッ!もとより貴様らが投げたものだろうがッッ!!」 怒るクリムゾンヘッド。レベッカもこればかりは同感のような気がした。 ルス「うにゃ~!人を人と思わぬその高慢さ!」 フリージアの言葉を聞いてふるふると震えていたルズが、感極まって滝のような涙を流した。 ルス「そこにしびれるあこがれるぅ~!!!!」 馬鹿につける薬は無い、まさに真理である。 ロク「ヘブンスマイルッッ!!」 ギ「一体、何を!?」 ヘブンスマイルが、本棚の影に横薙ぎに蹴りを入れた。ヘブンスマイルの怪力ぶりは、 リリアーナ、レベッカ、ミルクがロクーの過去の記憶の中で見た通りである。 本棚の破片が散弾のように飛び散り、図書館にいるメンバーを無差別に襲う。 クリムゾンヘッドにも破片が刺さったが、あまり気にしていないようだ。 本物の本棚が砕け散り散弾のように襲い掛かってくる 向かってくる破片を蹴りや拳で対処するヴァンエレン。 ミル「うわわわっ…!あの野郎無茶するなっ!!メギド!」 味方や本棚に当たらないよう注意して指定した前方範囲を爆発させ、当たりそうな破片を迎撃する。 フリ「散弾には散弾ですわ!」 氷の塊を目の前に生み出しそれを蹴り砕くフリージア フリ「氷結散弾脚!!」 氷結散弾脚、それはレオ先生の破岩散弾脚をぱく・・・・もとい参考に編み出したフリージアの必殺技である 破岩散弾脚との一番の違いは岩が無くてもどこでも使えるということだ さらに破片を飛ばすのは純粋な脚力のため魔力の消費が少なくてすむ そしてキックで破片を飛ばすだけなので魔法無効化能力に影響されないという便利な技である ミル「ぎゃあーっ!?」 目の前にフリージアがまき散らした氷の破片が突き刺さり、慌ててフリージングドールの後ろに避難するあたし。 ギ「お、お母さん!こんな狭いところで散弾系の技なんて使わないでよ!!」 あわててフリージングドールの影に隠れるギズモ ミル「そうだぞフリージア!次にやったら、名前を呼ぶときに【味方殺しのフリージア】って呼ぶからなーっ!」 犬『さて…そろそろ探すか』 いままで人間模様と成り行きを見守っていた黒犬はずらりと並ぶ本棚のかなたへ消えていった。 ギ「あいつの能力は自分の影を使って他人の影に影響を与えるみたいだね」 ミル「影なら生物無生物なんでもありか…節操のない能力だなホント」 何故ギズモがそのことに気がついたか? それは彼が悪魔だからである 悪魔との契約の第一段階では只で力をくれる しかし第二段階では悪魔との契約の印として姿が醜くなる、体の一部が不自由になる、影がなくなるの三つのうちから一つを選ばせる それ故に影の能力に気づくことが出来たのである フリ「だったらやっぱり神聖呪文で大きな光を生んで影を消すのが有効ですわね」 その方法だとやっぱりヴァンエレンは要退避である ちなみにもう一つの有効な方法としては時を食べる柱時計を使い葉巻の残りの時間をすべて食ってもらう事なのだが ミシ「そんな面倒な事をしなくとも本体を潰せばいいだけです」 そう言い放って、飛んでくる本棚の破片を百科全書から下級天使が使っていたとされる盾を呼んで防ぎきる クリムゾンヘッドが散弾のように本棚の破片をまき散らすと、リリアーナの目前に杖が飛んできて突き刺さった。 それは、ターロンが操る百匹の龍を封じた杖だ。 突き刺さった杖からは稲妻が飛び出し、飛び来る破片を撃ち落とす。 さらに稲妻がクリムゾンヘッドを攻撃するため杖から飛び出したが、目標が定まらないのか大きく外れた。 ロク「下手くそがッ!」 クリムゾンヘッドが野次を飛ばす。 彼の頭に氷の破片が刺さっているが(主にフリージア的な意味で)、あまり気にしていないようだ。 ター「…やはり、この姿では狙いがつけられませんか。」 リリ「これ、神鳴りの杖じゃない!ターロン、あなたの仕業? 神鳴りの杖とは、内部に雷龍100匹を封じた杖だ。同時に、ターロンの眷属の杖でもある。 ター「リリアーナさん。あなたが杖を手にしてあの男を攻撃しなさい。 杖の制御は私が行いましょう。あなたは杖を手にして、念じるだけでかまいません」 ターロンは、クリムゾンヘッドを攻撃するようリリアーナに言った。 ター「力は使わない。ロクーなる少年は助けられない。 ならば少しでも仲間を助けるために、できるだけの事をした方がいいのではありませんか? 攻撃するのは私です。躊躇う必要はありません。 あなたはただ、杖を手に狙いをつけるだけで良いのです」 リリアーナは杖に手を伸ばし、引き抜いた。 リリ「それは違うわ。手を下すのは、私とあなた」 レヘ「そしてこの俺だ。ところで、俺の魔力をリーに流したりできるのかな?ふんもっふ!」 レベッカは力んでみたが、特にリリアーナに魔力を与えたりはできなかった。 ター「……レベッカ様は私の呪符を使ってみられてはいかがでしょう。 レベッカ様に扱えるものがあればの話ですが」 ターロンがそう言うと、レベッカの近くにどさりと呪符の束が落ちてきた。 特殊な呪符の中に一般的な呪符も混じっているので、レベッカの望みの物もあるかもしれない。 ちなみにレベッカを様付けで呼んだのは、レベッカがメイレンの娘と知ったためだ。 リリ「・・・・・・ターロン、あなたって本当に変な妖怪ね。 昨日のあなたは、魔法使い以外の人間には非情で、悪い妖怪だとしか思えなかったわ。 でも今日のあなた、メイレン様達に対するあなたと、私達に対するあなた。 どれもこれも、全部違う顔してる。なんだか変な感じ。 なんていうのかな?うまく言えないけど・・・・・・んーと。・・・・・そう! まるで私達、あなたに何かを試されてるみたいだわ」 レヘ「まぁ、あれだ。妖怪なんて変な奴ばっかなんだよ。」 一応自分が下品で変だという自覚があるらしいレベッカが言った。 ター「お褒めいただいて光栄ですと言いたいところですが、それは別に不思議なことではありません。 あなたたちは魔法使いで、今の私たちは同じ敵を相手にしています。 『唇滅びれば歯寒し』と古人が言うように、あなたたちに何かあれば私の計画も水泡に帰すのです。 私に何か試されていると感じたとしたら、それはあなたが成長し学んでいる事の証でしょう」 ターロンは、もし表情が出せたなら苦笑いしていたに違いない。 ター「あなたは変わった人だ。リリアーナさん。 ですが、さきほどレベッカ様が言われたように、もっと人を疑うことを覚えた方がいい。 自分に良くしてくれる相手は必ず好意的だ、とは限らないのです」 天井をするりと抜けて、神龍の霊体が図書館に降りてきた。 神龍は杖を追いかけてきたように、リリアーナの頭上をぐるぐると回り始める。 ター「あれは…?」 天井をすり抜けて降りてきた神龍を見て、ターロンは思案した。 リリ「・・・・・・・・・・・何あれ、神龍・・・・・・なんだよね?」 さっき地下墓地で見た時とは少し印象が違う気がして、リリアーナは目を眇めた。 レヘ「……ターロン、説明しろ。」 ター「私も神龍ではないので説明しようがないのですが…あの動きは、神鳴りの杖を狙っているようです。 そうすると…ふむ…。少々時間はかかりますが、私はあの神龍を操る準備に入りましょう。 うまく行けば、神龍の力を使って一気に事態を打開できるかもしれません」 ターロンがレベッカ用に持ってきた御札の束から、一枚、また一枚と御札が抜け始めた。 抜けた御札はリリアーナの周囲を囲むように動き、リリアーナの動きに合わせて移動する。 リリ「でもどうしよう?ルズがまだ捕まってるわ」 レヘ「あんなのほっとけ。」 ター「…とはいえお仲間に攻撃はためらわれるでしょう、いざとなれば、私の呪符で救出しましょう。 その間にクリムゾンヘッドに攻撃を」 神聖魔法が有効だと話していたフリージア達。 ミル「それならアホ姉が…。あ、あれ?アホ姉どこいった?」 肝心なときに、光属性の技や魔法が使えるアホ姉の姿が見あたらない。 ミル「なんで大事な時に限っていないんだよーっ! ミシェル先生すみません!ターンアンデッドか光の呪文で影消しをお願いします! あたしもメギドで攻撃…って、あ…!」 しまったー!ルズを人質に取られてたの忘れてたよ! メギドで攻撃なんかしたら、クリムゾンヘッドだけじゃなくルズまで丸焼きになるぞ! ミル「ごめんやっぱりあたし無理ーっ! フリージア!投げたルズは責任もってちゃんと回収してよーっ!!」 ルス「ああん、フリージア女王さまぁ。 わたくしぃ~頑張ったけど捕まっちゃいましたぁ~ん。 お願い、たぁすけて~ん!」 ミル「がんばれがんばれフリージア!できるできる絶対できる! ドリルとかドリルとかドリルとか使えば一発だから!」 フリ「さて・・・・どうやってルズさんを取り返そうかしら?」 ギ「あれれぇ?剣が無くなっちゃったよぉ」 弾切れでクリムゾンヘッドを攻撃する手段が無くなったギズモ フリ「「ちょっと貸してみなさいな」 フリージングドールの鎖をギズモから受け取り魔力を込めるフリージア フリ「「雪と氷の精霊よ!私の描いた設計図通りにこの氷人形を直しなさい!!」 その声とともにフリージングドールのダメージ箇所が治りスカートの下の剣が再装填される ギ「うわっはぁv」 おもちゃが直って大喜びのギズモ フリ「「さあギズモちゃんクリムゾンヘッドの残ったもう片方の腕を切り落としてしまいなさいな!!」 ギ「そんなことしたらルズさんにも当たっちゃうよぉ!!」 フリ「「だったら私がクリムゾンヘッドごと全身を凍らせるから後でルズさんだけ掘り出せばいいのですわ どうせクリムゾンヘッドはゾンビだし全身が凍ったぐらいじゃ死なないけどルズさんを助けるだけならそれで十分ですわ それにほらミシェル先生が何とかしてくれたみたいだし」 リリアーナはため息をつくと、よろよろと立ち上がった。 リリ「――――あ。待って。少し気になることがあるの」 リリアーナは杖を構えたまま、ターロンにもロクーの過去を話した。 リリ「つまりね、ヘブンスマイルを手に入れる前と後で、ロクーの性格が激変してるのよ。 そしてね、殺された用心棒のうち、最初と最後の殺され方が全く同じだったのよ!そうだったわよね?」 レヘ「そうかぁ?」 ミル「うーん…あたしも人死にのとこは途切れ途切れにしか見てないから…そうだった…かな?」 断片的に見えた記憶を頼りに、頼りない答えを返す。 レベッカは映像を全て見てないので断定しかねたが、レベッカ的には、 一人目の男は胸に穴が開き、二人目は体が縦に折れ、三人目は顔が縦に割れて死んだと思っていた。 ちなみに、そのとおりである。 リリ「ホワイトって人は、ヘブンスマイルの中にいるのかもしれない。 そうでなかったら、ヘブンスマイルを通して、ロクーの心や身体に何らかの影響を及ぼしているのかも。 もしそうなら、ロクーだけを倒しても意味ない気がする。 でも、ヘブンスマイルには攻撃は効かないし・・・・・・・」 実にリリアーナらしい、突込みどころ満載の推論だ。 しかもロクーにも聞こえるように言ってしまうあたり、かなり残念な感じである。 レヘ「リー、今は戦闘中だ。古に曰く、『二兎追うものは一兎も得ず』だ。 2匹のウサギを追いかけても、結局1匹のウサギも捕まえられない、という意味だ。 戦闘中にあれこれ思案しても、うまく思案できるものじゃねぇ。 今は俺達が生き残る事だけを考えるべきだ。」 ター「レベッカ様の言われる通りです。 確かにヘブンスマイルを止める方法も考えなければなりませんが…ともかく、いましばらくお待ちください。 神龍を操るにはもう少しかかりそうです」 ミル「でも、ヘブンスマイルを手に入れたロクーの性格がガラッと変わったのは間違いないよね? そうすると、クリムゾンヘッドはロクーの悪の人格か何かって可能性もない? ロクーを倒しても『バカめ!それは本体だッッ!』とか言われたら…本体ならいいのか」 ダメだ。やっぱり戦闘中に考え事なんかするもんじゃない。 リリ「あれ?!そういえば私、ホワイトって名前に聞き覚えがあるような気が・・・・・。 偶然かもしれないけど、とても大事なことだった気が・・・・・・・・」 レヘ「そういやぁ、ロクーは上司の名前をホワイト博士って言ってたが、つまりそれがヨハネカイン・ホワイトか。 ホワイト博士っていうことは、学者っぽいな。何を研究してるんだか。 だが、今はひとまずそのことは置いておこうぜ。」 ミル「戦闘中だもんね。ここはサクッと戦闘を終わらせて、後でゆっくり考えよう」 戦闘中の考え事にろくな発想が出てこないのは、もうさっき体験済みですからね。ええ。 リリ「ひとまずルズが捕まってるし、ミシェル先生が攻撃してくれるまで足止めしよう」 リリアーナは神鳴りの杖を構えた。 クリムゾンヘッドを閉じ込めるように断続的に雷を落とし、足止めと同時に影の安定を妨げるつもりなのだ。 ロク「ちぃッ!面倒なッッ!」 リリアーナとターロンの雷により移動が制限されるクリムゾンヘッド。 困ったのは右手にルズを持っていることだ。左腕はすでに切断されているので、 事実上両手が使えない状態である。そういう意味ではルズ大活躍である。 レヘ「…あれ?さっきまで気づかなかったが、雷の光のせいかな? あの影、ヘブンスマイルは、良く見ると女の形をしてるみてぇだ。」 ミル「へ?女?…ロクーの記憶の中に出てきたヘブンスマイル使いは、男だったよね…?」 それなら、ヘブンスマイル=ホワイト博士説は崩れることになる。 そうすると。別の恐ろしい二つの仮説が出てくるわけですが…正直どっちも怖い… ミル「ちょっとちょっと、ヘブンスマイルが女性の形ってどういう事よクリムゾンヘッド! ロクーでもどっちでもいいけど、男装が趣味の女だったの!? それとも…妹をヘブンスマイルに取り込んで、これでいつでも一緒。 とか怖いことしちゃったんじゃないでしょうね!?」 ロク「………。」 ミシ「ヘブンスマイルの基本能力自体は珍しくはありません。 なぜなら、影を使う魔法というのは古典的な物に分類されるからです あまりに古典的過ぎ、まじないと同じく現代魔法使いには軽視或いは無視されるようなほぼ失いかけている技術なのですね」 ミル「はあ」 急に講義を始めたミシェル先生についていけずに、間抜けな返事を返すあたし。 あの…できれば、講義より先にクリムゾンヘッドを何とかして欲しいんですが… なーんて、言えるわけないしなー、どうしよ… ミシ「まじないに個人の持つ得意属性があまり関係しないよう、影魔法も同じ様に属性による得手不得手は考え難いのですが、この場での生兵法はご遠慮して下さい」 ロク「ごちゃごちゃ言ってる暇があったら、少しは俺を攻撃してきたらどうだ!?」 クリムゾンヘッドがミシェルを挑発する。 ミシ「では、これはどうでしょうか?」 さっきと同じく指をパチンと鳴らす。今回は音も鳴ったし、効果もばっちり出た。 図書館内の光がズズズっと消えて一瞬暗くなった後、クリムゾンヘッド自体が薄ぼんやり明るくなった。 ロク「何だとッ!?これは…俺のヘブンスマイルがッッ!?」 ミシ「持ち主に影が出来るからヘブンスマイルは発動する。ならば光源にしたらどうだろうか? 発想ややり方は実に簡単で、難易度としては箒で空を飛ぶ方が難しいかもしれません もし相手が魔法を使えたなら、光らせる魔法はすぐに破られてしまうでしょう」 さて。ミシェルは生徒の方を向いてやはり講義の1コマのようにサラリと質問をする。 ミシ「影は消しましたよ?これからはどうするのですか? っと、失礼。光源が動いてはやりにくいですよね」 ロク「(そぉい!)貴様ッ!調子には乗らせんぞッッ!!……はっ!なんだこれはッ!?」 クリムゾンヘッドは右手に持ったルズを放り投げ、そのままミシェルに右手で殴りかかった。 クリムゾンヘッド戦後 (51で〆) - -